2017/10/11『犯人に告ぐ!盗聴盗撮 怒りの追跡バスターズ 』TBSで放送された盗聴犯逮捕について!
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2017/04
坂上忍さんと車で盗聴電波を捜索していた時、盗聴電波を確認しました。

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盗聴器が仕掛けられている場所を特定したところ、銭湯の裏の一室に仕掛けられていることが分かりました。

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その事実を伝える為に銭湯の受付へ行きました。
そこには20代後半の女性が座っていて、状況を説明したところ『もしかしたら私の部屋かも知れない』と言われたので女性立会い下で調査をしました。
調査をするとベッドの裏にあるコンセント内部からワニ口クリップ式の盗聴器が発見されました。
クロスが金具よりも下にあることから、入居後に仕掛けられたということが分かりました。



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状況から考えて単純に招いた人間が仕掛けることは困難です。
長時間、留守にしていることを把握している人物しか仕掛けることが出来ません。犯人は大家の可能性が高いと思い、坂上さんと二人で大家を訪ねました。
問い詰めたところ、大家は盗聴器を仕掛けたことを認めました。



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大家を被害者女性の部屋で謝罪をして貰おうと話をしましたが、全く反省している態度ではなく、言い訳を続けていたので被害者女性の怒りは収まりません。



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結局、大家の誠意は被害者女性には届くことはなく警察へ通報しました。


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その後、大家は任意で取り調べを受け、家宅捜索で盗撮画像が見つかり、8月23日に迷惑防止条例違反(公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反)の疑いで逮捕されました。
通常、任意同行されたあとに住居侵入の容疑で逮捕されます。
今回は盗撮行為もあったということで住居侵入よりも先に迷惑防止条例違反で逮捕されたのでしょう。
そして、銭湯という公衆浴場を経営している立場として、最もやってはいけない行為です。



被疑者の供述
平成28年4月1日~平成29年3月3日までの期間に経営する銭湯で入浴中の女性を48回にわたり盗撮を繰り返していました。
従業員用のマジックミラーの小窓から盗撮をしていました。
若い女性の裸体に興味があり記録に残しておきたいと思いました。
公判
平成29年10月18日に東京地方裁判所で初公判が行われました。
平成29年11月17日に東京地方裁判所で2回目の公判が行われました。
罪名 公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反
住居侵入(追起訴)
求刑 懲役1年6か月
判決
平成29年11月29日に東京地方裁判所で判決が出されました。
判決 懲役1年2か月 執行猶予3年
被告に前科がないことや慰謝料と引越し代金として130万円が支払われたことから、3年間執行を猶予するとの判決が出されました。